昨夜こんなオークションが終了していました。アランモルト18年が税込 26,950円で、送料を入れると28,000円近い価格です。
当サイトでは2020年からアランモルトの購入を推奨していますが、「上がったな〜」と実感してしまいました。
まだ現実的な価格で入手可能なアランモルト
楽天市場やAmazonでは在庫が全く無い状況ですが、蒸留酒専門のECサイトでは、実はこっそりと売っています。例えば武川蒸留酒販様では、アランモルト18年が23,500円で販売されています。なんとヤフオクよりも安い価格です。
2020年頃と比較すると現在の価格はプレミア価格になっています。
過去のスクリーンショットを発掘してみたのですが、アランモルト10年は3,450円、18年は7,880円で販売されていました。
とはいえ、それでも二次流通の価格より安いので、自分自身で飲んだり投資用の長期保有を考えているのであれば、買い圧力を確認したうえで購入するのは良いと思います。この場合は入手してすぐに売却しても、損をしないほどの価格差です。
グレンドロナックやスプリングバンクなど、近年の上昇銘柄はどれも同じですが、定価の2~3倍になると正直「うわっ高い!」という印象を受けます。
私自身、楽天市場で山崎12年が9,800円で売られていたのを見たとき、「うわっ!高い!!誰が買うんだ……」と驚いたものです。自分自身に山崎12年が4,980円という刷り込みがあったので、2倍は出せないと思い込んでいました。
この手の終売品は、数がどんどん減るばかりで再生産されることはありません。まして現行の18年でさえ2万円を超える価格で売られています。オフィシャルボトルは、ボトラーズと比較すると売却もしやすく、相場も安定している傾向にあります。
スプリングバンク 12年 カスクストレングス
チャートだけ見ると「マッカラン カスクストレングス」を思い起こさせる上がり方です。
2012年の4,980円からキレイに右肩上がりしています。スプリングバンク蒸留所の方向性で、もしも増産した場合は1~2万円代まで収束すると考えられます。
逆に生産終了してしまった場合、これは高い確率でマッカランのカスクストレングスと同じように指数関数的に値上りを起こすはずです。
スプリングバンクのブームが訪れていない2017年から値下がりが見られません。ブーム前でも充分に需要があるところに、中国市場の爆買や国内の新規ファンによるプレミア価格買い占めなど重なっています。
今が2025年だとしたら、「あの頃は、スプリングバンク12年のカスクストレングスが3万円代で買えたんだよな〜!買っとけば良かった……」って事になるかもしれません。(※逆に下るかもしれませんが……蒸留所と神のみぞ知る)
仮に自身が「今後生産終了すると思う」、または生産終了のアナウンスがあればプレミア価格でも急いで買った方が良いです。残念ならが私自身は、陶器ボトルを少し所有しているだけで現行のスプリングバンクを収集していません。
昔から何度も飲んでいたのですが、味覚の志向から「これだ!」とならなかったので購入まで至っていません。
チャートを見る限りは、「アランモルト」や「スプリングバンク」なんかは今の値段で購入しても良いボトルだと思います。
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